令和4年(2022年)。太郎くんが過去の確定申告書を税務署に撮影しに行った話だよ。
太郎
「令和2年分」「令和元年分」「平成30年分」「平成29年分」を撮影したよ。末吉
撮影?プリントした紙で貰えないの?太郎
「開示請求」だと紙面で貰えるけど(有料)、後日郵送になり時間がかかるんだ。今回は当日に紙面を撮影出来る「閲覧請求」をしたよ(無料)。この記事の目次
税務署に持っていくもの
私が持って行ったのは、「申告書等閲覧申請書」「本人確認用のマイナンバーカード」間違い訂正用の「印鑑」撮影用の「iPad」でした。
申告書等閲覧申請書
税務署で書いても良いとは思ったのですが、国税庁のWEBサイトにあるPDFを印刷して、あらかじめ記載しました。👇下の方にある「様式1-1「申告書等閲覧申請書」(PDFファイル/217KB)」を印刷したよ。
書き方見本
こんな感じで記入しました。赤い部分が記入した部分です。
本人確認用の書類
私は「マイナンバーカード」を持っていきました。
他にも色々種類があるみたいなので国税庁のWEBサイトにて確認ください。
閲覧申請書に記載されている閲覧申請者の氏名及び住所又は居所と同一の氏名及び住所又は居所が記載されている次に掲げる書類のいずれかの提示を受けることにより本人確認を行う。
国税庁:申告書等閲覧サービスの実施について
1 運転免許証
2 健康保険等の被保険者証
3 個人番号カード
4 住民基本台帳カード
5 出入国管理及び難民認定法(昭和26年政令第319号)第19条の3に規定する在留カード
6 日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法
(平成3年法律第71号)第7条第1項に規定する特別永住者証明書
7 上記1ないし6以外の法律又は当該法律に基づく命令の規定により交付された書類であって、
当該閲覧申請者が本人であることが確認できるもの
印鑑
「申告書等閲覧申請書」の書き方が違っていた時の為に訂正印として持っていきました。
撮影機材
撮影用に「iPad」。メモアプリだと撮影した画像をPDFに出来て便利!念の為携帯でも撮りました。
どこの税務署に行くか
過去の確定申告を提出した税務署に行きます。予約は必要ありませんでした。
閲覧申請は、納税者等の納税地を所轄する税務署(酒税については、酒類販売場等の所在地を所轄する税務署を含む。)の管理運営部門(管理運営・徴収部門を含む。管理運営部門が設置されていない税務署にあっては総務課。以下同じ。)の窓口担当者が、受け付ける。
国税庁:申告書等閲覧サービスの実施について
窓口へ
私が行った税務署は専用の窓口は無く、全ての窓口が一緒でした。
依頼が特殊であるのか担当者待ち。
トラブル発生?!
待合室で待って10分後。担当者が近づいて来て・・・
担当者
「平成30年分」「平成29年分」については、古いものなので保管しておりません。太郎
オワタ担当者
「申告書等閲覧申請書」の閲覧目的に、「コロナウイルス★★★★支援制度の為」と追記すれば、すぐ取り寄せられますよ。太郎
文字を書き足すだけならOK。※★★★★の部分、忘れました。二文字だった気がする。
いざ、撮影
しばらくして過去の確定申告書を渡されました。受領印の日付や、ついでに隠れてしまっている日付を必要に応じてメモ。住所・氏名も念の為確認。
下の画像は実際に渡された過去の確定申告書を撮影したものです。
白い紙をホチキスで留めて、「受領印」「住所」「氏名」が隠されています。
受付の脇の小さなスペースに移動して、台の上に過去の確定申告書を置いて撮影しました。担当者は後ろで見守っています。撮影した画像を担当者に確認してもらって、余計なモノが写っていなければミッション終了です。
あとがき
平日午前中ではありましたが確定申告シーズンの為か、とっても狭い待合室は、人でごったがえしておりました。椅子が足りなくて立ちながら待っている方も数名。その方々の前で撮影するのは恥ずかしかったかな~。50分位の滞在で終わりました。