Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る(2)ウォッチフェイスに反映編

Amazfit Bip S Liteのオリジナル文字盤(ウォッチフェイス)を自分で作る記事です。

プログラミングの知識は必要無く、WindowsとAndroid携帯があればOKです。

ウォッチフェイスの変更はご自身の責任の元ご判断いただくようお願い致します。

大まかな流れ

🔗前編「パーツ画像作成編」の記事で作った画像を

❶ Webのツールで画像を紐づけjsonファイルにして
❷ Windowsのツールでjsonファイルからbinファイル(ウォッチフェイス)にして
❸ Android携帯でらbinファイルをAmazfit Bip S Liteに反映させる

・・・という事をします。

Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る

🖐猫の絵は「🔗イラストAC@しろまるさん」のイラストです。

Amazfit Bipってどんな時計?

この記事を見ているって事は、Amazfit Bip⌚を既に持ってますよね?!でも一応(アフィリエイトしたくて)説明します。

🔗Amazfit Bip(公式リンク)とはXiaomiグループ製品専門店 TJC株式会社製のスマートウォッチです。
Amazfit Bip Sだと電池の持ちがなんと約一か月もあり、歩数・心拍数・LINEやメールや電話の通知等スマートウォッチとしての機能も十分。なにより安価で(3,000円)超おススメ

作るのが面倒な場合

工程長くない?!難しそうって方は、 有志が作ってくれた個人作のウォッチフェイスが豊富にあるので、そちらを利用しましょう。アプリで簡単に変える事が出来ます。

\ 記事にしています。/

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事前準備

作業をしやすくする為、パーツ画像を同じフォルダにまとめます。

STEP1
パーツ画像(背景、数字、曜日の画像)を用意する。
画像が無い場合は作りましょう。

🔗前編「パーツ画像作成編」にまとめました。

STEP2
新しいフォルダ📁を作成。私は「myface」と名付けました。
名前はお好きなモノでOKです。
STEP3
パーツ画像を📁myfaceフォルダに入れます。
STEP4
こんな風にまとめました。
Amazfit bip 自作でウォッチフェイス

jsonファイルをダウンロード

画像と紐づける為の、jsonファイルをダウンロードする作業。
このjsonファイルは「仮」というか、後で上書き保存します。

STEP1

🔗Watchface Editorへ行きます。

STEP2

EDITをクリック

Amazfit bip ウォッチフェイス変更(自作)
STEP3

下のほうにある「EXPORT JSON」をクリック。

STEP4
📄watchface.jsonがダウンロードされます。
STEP5
📄watchface.jsonを📁myfaceフォルダに入れます。

画像の紐付け

📄watchface.jsonを使ってWebツールで画像を紐づけます。

末吉

🖐この工程は長いし、STEP1~STEP7まで、何の変化も起こりませんが信じて進んでください。
STEP1

🔗Watchface Editorへ行きます。

STEP2

VIEWをクリック

Amazfit bip 自作でウォッチフェイス
STEP3
Images: SELECTをクリック
STEP4
📁myfaceフォルダの中身を「全てを選択(Ctrl+A)」して「開く」
STEP5
JSON : SELECTをクリック
STEP6
📁myfaceフォルダの📄watchface.jsonを選択して「開く」
STEP7

EDITをクリック

Amazfit bip ウォッチフェイス変更(自作)
🖐まだ何の変化もおこらないです。
STEP8
背景画像の紐づけを行います。
背景画像は0000.pngにしたので
“Background”の”ImageIndex”を「0」にします。
JSON
"Background": {
   "Image": {
   "ImageIndex": 0,👈
   "X": 0,

枠外をクリックすると背景反映が確認できます。
Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る

STEP9
時間用画像の紐づけをします。
時間画像は1000~1009.pngにしたので
“Time”の”ImageIndex”2ヶ所を「1000」に変更します。
JSON
"Time": {
    "Hours": {
    "Ones": {
    "ImageIndex": 1000,👈
    "ImagesCount": 10,
    "X": 22,
    "Y": 92
            },
    "Tens": {
    "ImageIndex": 1000,👈
    "ImagesCount": 10,
分用画像の紐づけをします。
分画像は1000~1009.pngにしたので
“Minutes”の”ImageIndex”2ヶ所を「1000」に変更します。
JSON
"Minutes": {
   "Ones": {
   "ImageIndex": 1000,👈
   "ImagesCount": 10,
   "X": 77,
   "Y": 93
   },
   "Tens": {
   "ImageIndex": 1000,👈
   "ImagesCount": 10,

枠外をクリックすると反映が確認できます。
※位置がバラバラですが、気にしない。

STEP10
曜日を表示させる為に
DATEの横の「+」をクリック
Amazfit bip 自作でウォッチフェイス
STEP11
「TOGGLE WEEK DAY」をクリック
Amazfit bip 自作でウォッチフェイス
STEP12
曜日画像は2000~2006.pngにしたので
“WeekDay”の”ImageIndex”を「2000」に変更します。
JSON
"Date": {
 "WeekDay": {
 "X": 55,
 "Y": 126,
 "ImageIndex": 2000,👈
 "ImagesCount": 7

枠外をクリックすると反映が確認できます。
※まだ位置がバラバラですが、次で修正します。
Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る

画像の位置合わせ

おおまかな配置指定

おおまかな位置を設定します。次の工程で正確な位置を確定するので大体で良いです。
DESSIGNをクリック

Amazfit bip ウォッチフェイス変更(自作)

Amazfit bip ウォッチフェイス変更(自作)

青い四角は数字や曜日画像の位置です。

マウスで青い四角をドラックして位置を調整します。

どの画像か分からなくなったら、マウスオーバーで画像名を表示させて確認できます。

Amazfit bip ウォッチフェイス変更(自作)

しっかり配置指定

EDITをクリック

Amazfit bip ウォッチフェイス変更(自作)

X座標とY座標の値を直接入力して指定することによって、ピクセル単位で詳細に配置出来ます。

末吉

XとYをざっくり解説します📚

Xの数値 横軸。左端が0(ゼロ)。右に行くと増える。

Yの数値 縦軸。左上が0(ゼロ)。下に行くと増える。

ウォッチフェイスは176ピクセル角の為、176を超えた数字だと枠外に消えます

時間の画像位置調整

一の位“Hours”: { }の中の、”Ones”: { }の中にある XとYの値を変えて位置を微調整。

十の位“Hours”: { }の中の、”Tens”: { }の中にある XとYの値を変えて位置を微調整。

JSON
"Time": {
 "Hours": {
 "Ones": {
 "ImageIndex": 1000,
 "ImagesCount": 10,
      "X": 25,👈
      "Y": 81👈
            },
 "Tens": {
 "ImageIndex": 1000,
 "ImagesCount": 10,
      "X": 1,👈
      "Y": 81👈
            }
        },

枠外をクリックすると位置反映が確認できます。
数字を変える毎にクリックするのは面倒だけれど、他の画像の時も同様にやるしかない(笑)

Amazfit bip ウォッチフェイス変更(自作)

分の画像位置調整

一の位“Minutes”: { }の中の、”Ones”: { }の中にある XとYの値を変えて位置を微調整。

十の位“Minutes”: { }の中の、”Tens”: { }の中にある XとYの値を変えて位置を微調整。

JSON
"Minutes": {
   "Ones": {
   "ImageIndex": 1,
   "ImagesCount": 1000,
      "X": 79,👈
      "Y": 81👈
       },
   "Tens": {
   "ImageIndex": 1,
   "ImagesCount": 1000,
      "X": 56,👈
      "Y": 81👈
       }
   }

曜日の画像位置調整

“Date”: { }の中の、”WeekDay”: { }の中にある XとYの値を変えて位置を微調整します。

JSON
"Date": {
 "WeekDay": {
    "X": 58,👈
    "Y": 126,👈
 "ImageIndex": 2000,
 "ImagesCount": 7
        }
    },

jsonファイルをダウンロード

画像設定と位置合わせが終わったら、jsonファイルをダウンロードします。

STEP1

EDITをクリック

Amazfit bip ウォッチフェイス変更(自作)
STEP2

下のほうにある「EXPORT JSON」をクリック。

STEP3
📄watchface.jsonがダウンロードされます。
STEP4
📄watchface.jsonを📁myfaceフォルダに入れます。(上書きする)

jsonファイルをbinファイルへ

📄watchface.jsonを、Windowsのツールでbinファイルにします。

末吉

🖐binファイルじゃないとAndroid携帯アプリで読み込めないのです。jsonファイルがそのままウォッチフェイスとして使えたらいいのにね。
STEP1

Windowsで🔗AmazfitBipToolsサイトに行きます。

STEP2
「AmazfitBipTools-1.0.3.1.7z」をダウンロードして解凍します。

拡張子が「7z」のファイルは圧縮ファイル形式のひとつです。

参考: 🔗IT用語辞典 e-Words

STEP3
解凍したフォルダの中にある「WatchFace.exe」に、
📁myfaceフォルダにある📄watchface.jsonをドラック&ドロップ。
Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る
STEP4
📁myfaceフォルダに、📄watchface_packed.binが出来ます。
STEP5
📄watchface_packed.binを、Dropboxなどにアップロードします。

次の工程で使うAndroid携帯アプリ「Notify & Fitness for Amazfit」で読み込めるアップロード先は以下ですので、いずれかを選んでください。

Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る

Android携帯でAmazfit Bip S Liteに反映させる

STEP1
Android携帯アプリ「Notify & Fitness for Amazfit」を起動。
右上にある四角のボタンをクリック。
Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る
STEP2
ウォッチフェイスをクリック。
Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る
STEP3
左上の漢字の「三」みたいな部分を押した後
カスタムウォッチフェイスをクリック。
Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る

アップロードした📄watchface_packed.binを選択。

STEP4
インストールをクリックすると、時計に反映されます。
Amazfit Bip S Liteの文字盤を作る
STEP5
出来た!完成です。
🤟完成🤟

あとがき

おつかれさまでした。効率の良い方法を見つけたら都度更新していきます。

格好良い文字盤が出来たら、🔗amazfitwatchfaces.comに載せましょー。

参考になったサイトです。

🔗Amazfit bipのウォッチフェイスを自作する(Android用)

🔗Amazfit Bipの文字盤を自作する(iPhone用)

腕時計バンド

おすすめのAmazfit Bip S Liteに合う腕時計バンドです。
3本セットだし、ベルトの端が内側に隠せるし、純正より柔らかく付け心地が良いです。

過去のサイトと歩数表示

👇の記事は2022年夏に閉鎖予定の私の別サイトの記事をリライトしたものです。
自分で考えたのに自分でも分かり辛いです💧(Googleの重複コンテンツ対策で仕方なく載せています)

当時「初代Amazfit Bip」を使っており、歩数も表示出来たのですが「Amazfit Bip S Lite」に変えたからなのか、歩数が反映しなくなり原因を模索中です。

🔗AMAZFIT Bip 自作 ウォッチフェイス⌚カスタム文字盤を作る!小技集

🔗AMAZFIT Bip 自作 ウォッチフェイス⌚楽々画像作成できます。

🔗AMAZFIT Bip 自作 ウォッチフェイス カスタム文字盤 (その1)

🔗AMAZFIT Bip 自作 ウォッチフェイス⌚カスタム文字盤 (その2)

🔗AMAZFIT Bipをカスタマイズ!ウォッチフェイス⌚の変更